General Hydroponicsメガ・ファーム 組み立て説明書

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メガ・ファームTMの部品 1.ハイドロトン (50リットル・25リットル入り) 2.フローラ・シリーズ培養液(約450グラム入り3本) 3.養液タンク (水を入れる容器) 4.生育容器 (底に穴があいた鉢) 5.エアーポンプ Elite 802 6.エアーチューブ(透明なチューブ) 7.給水リング 外環と内環 (プラスチック製の輪にT字型接合部品をとりつけたもの) 8.水流発生筒と支持筒 (組み立て済み) 9.排水・水位調節管

手順1 青い排水・水位調節管を養液タンクの外側に取り付けます。L字型になった端を水で濡らして、養液タンクのゴムの接続口に外側から押し込み、接続部の3番目の突部をゴムのハトメの中まで入れます。押し込むときにハトメがはずれないように、もう片方の手で養液タンクの中から押さえます。排水管は、養液タンクの上部にある留め具にはめます。もしハトメがはずれたら、養液タンクの外側からはめてください(ハトメの細い方が養液タンクの内側を向くようにして)。養液タンクに液を満たしたときに排水管から液が漏れるようなら、接続部にすきまができていないか確認してください。青い排水管についている白い印の2.5センチ上まで養液タンクを水で満たします。ジェネラル・ハイドロポニックス製の液肥GHフローラを、それぞれのラベルに記されているように加えます。

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手順2 生育容器を養液タンクの上からはめこみます。

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手順3 水流発生筒と支持筒(組み立て済み)を生育容器の底のおおきな穴に差し(斜めに切ってある方を差し込む)、生育容器を突き抜けて養液タンクに達するまで押し込みます。筒の上端が生育容器の上端から2.5センチ低くなるように筒の高さを調節します。

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手順4 茶色の円形の給水管をT字管にはめます。給水管に開いている穴が下を向くようにします。

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手順5 給水間を支持管の中にある水流発生筒につなぎます。水流発生筒は、ときどき分解してお湯で洗ったほうがよいでしょう。

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手順6 ハイドロトンを、養液タンクに入れる前に洗います。給水管が邪魔にならないように脇へどけて、生育容器の給水管のすぐ下までハイドロトンを入れます。

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手順7 水流発生筒から出ている自由に動く細いチューブに透明な空気チューブをしっかりとつなげます。空気チューブのもう片方の端をエアーポンプの送風口につなぎます。エアーポンプを通常の家庭用コンセントにつなぎます。メガ・ファームを屋外で使う場合には、延長コードもコンセントも屋外用のものをお使いください。

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植え付け

植えつける苗あるいは株は、根についている土や有機物をきれいに取り除いたものを用意します。移植には、根が張って元気な株でなければなりません。成長した植物をうまく移植するのは難しいので、苗にしたほうがうまくいきます。移植する前に土やピートモスで育っていたならば、移植直前に株を鉢からそっと出して、できるだけきれいにやさしく土を洗い落とします。土から水耕栽培への移植は多少難しいのですが(土には病原生物が含まれている危険があり、それが水耕栽培用の高培養液の中で繁殖するかもしれません)、私たちが試したらうまくいったので、どうぞ試してみてください。当社のレインフォレスト装置で育てた挿し木苗で栽培を始めれば、そうした問題は少なくなります。

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メガ・ファームで小さな苗をいくつも育てるならば、給水リングの間の、水が滴る穴の近くに苗を植えてください。大きな苗を一つだけ植えるならば、給水リングの中央に植えてください。根が完全に見えなくなるように、根元周辺にハイドロトンをそっと敷き詰めます。

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設置場所

早く元気に成長して収穫量を増やすためには、光がよく当たること、適切な気温、換気の良いことが必須です。メガ・ファームの装置は、屋外の庭、日が当たる窓際、ベランダや温室といった、温かくて明るく、換気の良い場所に置いてください。水を入れたり、排水したり、pHの調整をしたりするときに水が垂れたら困るような場所の近くにはメガ・ファームを置かないで下さい。

操作

湿気を好む植物ならば、メガ・ファームのポンプは常に作動させてください。それほど湿っていない土壌を好む植物は、日中は30分ポンプが作動して1時間停止し、夜間はポンプを作動させない状態にすると(24時間タイマーでポンプの電源を自動的に切り替えます)、よく育ちます。培養液の濃度は、薄い濃度から通常の濃度の培養液を使用し、濃い培養液は使わないようにしてください。作物が培養液を消費すると、養液タンクの水位が低下します。半分の濃度の培養液か、ただの水を元の位置まで加えてください(養液タンクが満たされている方がポンプの給水効率が良くなります)。水や培養液は1-2週間に一度交換する必要があります。植物の大きさや成長の具合によって頻度が変わります(大きな植物の方が頻繁)。青い排水管を90度回転させるだけで液を抜くことができます。培養液を交換したり追加したりするときは、ハイドロトンの上から注ぎ、過剰な塩類を流し去ります。

新たに栽培を始める前の準備

収穫が終わり次の栽培を始める前に、装置を分解してすべての部品を湯で洗います。ハイドロトンは熱湯で洗ってから一晩水につけます。給水リングとポンプに接続されている管もときどき湯で洗うのがよいでしょう。

よくある不具合

ハイドロトンの表面に塩類が白く結晶したら? 1.濃度がうすい培養液を使うか、ただの水を加えてみます。 2.ときどき装置の培養液を抜き、ただの水を満たして一晩ポンプを作動させます。一晩水で洗ったら、養液タンクを空にしてから新しい培養液で満たします。

苗の生育がおもわしくなく、「硬い」水が原因として疑われるときは? 1.フローラ・マイクロの替わりに硬水用フローラ・マイクロを使います。 2.蒸留水か純粋を使います。1週間以内に苗はみるみる元気になり成長が回復します。 3.雨水を集めておいて使います

給水リングから培養液が出なくなったら? 1.ポンプの電源が入っていて、養液タンクに培養液が入っていることを確認してください。 2.空気を送る管を接続からはずして、管から空気が出ているか確認します(管の端を水につけて泡が出るかどうかを見る)。空気が来ていなければ、ポンプが故障しているか、空気を送る管の接続がはずれているか、管が詰まっているかということになります。管の両端を2,3センチほど切り取って、しっかり接続するようにしてみてください。 3.空気接続口に息を吹き込んでみて、詰まっていないか調べます。ポンプのピストン部分を湯で洗います。これで解決するような詰まりならば、原因は硬水か、培養液の濃度が高すぎることが考えられます。 4.給水リングの噴出口が詰まっていないか調べます。掃除するには、給水リングのT字部分を引っ張ってはずし、給水リングとT字管を湯で洗い、穴を爪楊枝で洗います。

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