• Botanicare
Botanicare Clearex クリアレックス(肥料抜き剤)
Clearexはアイソトニック浸出溶剤です。安全に過剰な塩基分を取り除きます。培地のメンテナンスや、収穫前のリーチング(肥料抜き)に使用します。
クリアレックスは高性能リーチング剤です
古い培養液を洗い流すクリアレックスは、時間が経つにつれて蓄積されてゆく過剰な栄養分を除去します。 また、肥料を与えすぎた時の応急手当てとしても効果があります。水耕栽培や養液栽培、プランター栽培でも同じ効果が得られます。 肥料を与えるたびに蓄積されていく「不必要な養分」を一掃するために、定期的なリーチングをおすすめします。
リーチング(肥料抜き)
リーチングとは、植物の体内にある過剰な養分(吸収して使わなかったミネラル=老廃物)を出しやすくすることです。 老廃物は、たいてい根や葉から放出されていますが、出しきれなかったものを一掃する、いわゆるデトックスです。 リーチング剤を使うことにより、固着した養分をほぐして流し出しやすくします。同時に培地に固着した肥料分も洗い流します。 リーチングは、リーチング剤を加えてから2~3日ほどで完了します。
クリアレックスはアイソトニック浸出溶剤で、用土中の過剰な塩基分と効果的に結合することで固着状態をほどいて安全に取り除きます。 水道水やイオン調整水を使って洗い流すと、植物細胞内の大切な電解質や養分まで流すことになります。 細胞組織にダメージを加え、バクテリアや菌類などの病原体に侵されやすくなります。クリアレックスは安全な浸透圧環境の下で、 細胞に負荷をかけすぎずに処理できます。
クリアレックスは…
作物を追熟させてエキス分泌を増幅させる。 用土中の有害な塩基イオンの結合をほどいて、植物が元気を取りもどす。 クリアレックスは、植物を若返らせて栄養吸収力がよみがえる。 水耕栽培、鉢植えの土栽培にも効果抜群
収穫前にクリアレックスを使うと、植物中の過剰な肥料を洗い流し風味を向上させて収穫量が増えます。
使用方法
水耕(ロックウール・ココヤシ繊維・NFTなど)
- 使 用 量:水1リットルに対して4~8mlのクリアレックス
- 使用時期:肥料を与えすぎた時の応急手当て(生長期・開花期・収穫期)
- 頻度目安:症状の改善が見られるまで
- 注 意 点:培養液を捨ててリザーバーを洗い流して調合した溶液を入れ、装置を2~3日作動させてから排水します。 その後、リザーバーを洗い流してから、新たに培養液を入れてください。
土耕(コンテナ栽培・花壇など)
- 使 用 量:水1リットルに対して2~4mlのクリアレックスを1~3週間ごとに1~2リットルずつ
- 使用時期:肥料を与えすぎた時の応急手当て(生長期・開花期・収穫期)
- 頻度目安:症状の改善が見られるまで
- 注 意 点:通常の散水・施肥をしてください。 コンテナ栽培は、水はけのよい土壌(排水率80~90%)で行ってください。
収穫前の全培地
- 使 用 量:水1リットルに対して4~7.5mlのクリアレックス
- 使用時期:収穫期
- 頻度目安:収穫前のリーチング処理として1回
- 注 意 点:収穫の2~3日前に肥料を与えるのを止めます。クリアレックスを使う前に、植物に水をスプレーしてください。 早朝か夕方の使用がベストです。