T.A. FlashClean フラッシュクリーン（肥料抜き剤）

あらゆる培地・栽培システムの肥料抜きやメンテナンスに。どのような栽培システムでも栽培プロセスの自然な流れとして、時間とともに肥料の残留物が発生します。その結果、塩分が蓄積され、ドリップ型散水システムの目詰まりや培地表面への堆積を引き起こす危険性があります。最終的には植物に過度のストレスを与え、根を痛めてしまうこともあります。今日、高濃度の栄養素が入手可能であり、多くのシステムで高いECレベルが実行されているため、栄物の栄養吸収障害が起こって気づかぬうちに生育を遅らせる可能性がありますが、FlashClean®はこれらすべての問題を解決します。

・蓄積された肥料の塩分を溶解 ・養分バランスの補正 ・栄養吸収障害に対応 ・微生物に栄養を与え、土壌やコココアをリフレッシュさせる ・開花・結実の最終段階を最適の状態に（特にFinalPart®を使用した場合）

FlashClean®は、ミネラル塩を溶解するために特別に開発されたもので、ミネラル成分が培地に付着するのを防ぎ、余分な残留物を洗い流すことができます。これにより、特に収穫前の重要な時期に、植物が残りの肥料を吸収する力を高めます。

市場に出回っている他の「洗浄」や「仕上げ」の製品とは異なり、FlashClean®は酸でも酵素ベースでもなく、ご使用の栽培システムをマグネシウムや他のミネラル成分で飽和させることもありません。そのため非常に柔軟な使用が可能で、FlashClean®を使えば、いつでもどんな成長段階でも、植物や栽培システムをフレッシュな状態にすることが可能です。

どのような栽培システム、培地を使用していても、FlashClean®はpH調整した水と混ぜるだけで簡単に使用できます。

使用方法

循環式水耕栽培システムにおいて

養液を交換する前（FinalPart®の前など）のリセットとリフレッシュに 既存の養液にFlashClean®を１Lに対し1.5～3ml添加し、24時間循環させた後、排水して新しい養液と交換します。若い植物や傷つきやすい植物にはできるだけ少ない量で使用し、成熟した植物や収穫間近のものには多めに使用してください。

肥料のあげ過ぎによる肥料焼けの後 古い養液を排出し、pH調整した水にFlashClean®を水１Lに対し1.5～3mlを添加します（タンクを満杯にする必要はなく、自由に循環してシステムを稼働させるのに十分な量で構いません）。24時間循環させ、中身を空にしてから新しい新鮮な栄養液を加えます。若い植物や傷つきやすい植物にはできるだけ少ない量で使用し、成熟した植物や収穫間近のものには多めに使用してください。

リーチングとして（FinalPartの使用後） 古い養液を排出し、pH調整した水にFlashClean®を水１Lに対し1.5～3mlを添加します（タンクを満杯にする必要はなく、自由に循環してシステムを稼働させるのに十分な量で構いません）。収穫前の２日間は液肥を換えて水1Lあたり3mlの濃度のFlashClean溶液にします。こうすれば収穫物の糖分が増し、長期間の水洗浄によって風味や強さを損なうことも避けられます。

土耕栽培や土を使わないソイルレス栽培、ココヤシ培地で

養液を交換する前（FinalPart®の前など）のリセットとリフレッシュに、肥料のあげ過ぎによる肥料焼けの後 15日ごと（またはロックアウト後などの必要に応じて）に、pH調整済みの新しい水をじょうろに入れ、FlashCleanを水1Lあたり1.5～3mlの濃度にし、植木鉢の底から水が流れ出るまで培地を浸します。次の水やりの際には、通常通りに施肥します。若い植物や傷つきやすい植物にはできるだけ少ない量で使用し、成熟した植物や収穫間近のものには多めに使用してください。

リーチングとして（FinalPartの使用後） 収穫前の最後の2日間、栄養剤の代わりにFlashClean®を水1Lあたり3mlを使用することで、収穫物の糖分も増え、長期間の水洗浄によって風味や強さを損なうことを避けられます。

Terra Aquatica 配合表

注意事項

FlashClean®は、成長や開花のどの段階でも使用できますが、2週間に1回以上は使用しないでください。

FinalPart®との使用

FlashClean®はFinalPart®の能力を最大限に発揮させます。FinalPartは窒素や他のミネラル成分の残留堆積物を培地から取り除きます。FinalPartは効果的に硝酸塩を代謝し収穫物の風味を改善します。